木造民家を再利用した就労継続支援施設「mimi hana カフェ」の地域住民参加型改修プロセス: 下関市中心市街地の空き家活用事例 その２

摘要

１）天井や壁、床など解体し耐震補強した上で、元診療所の空間構成を一部生かした設計にしており、外観も含め耳鼻科の面影を多く残す空間に仕上げている。２）運営者のNPO 及び設計・施工業者の綿密な改修計画の下、地域に親しまれた診療所の再生プロセスを発信することで地域住民参加型の改修が実現している。また、DIY ボランティアや寄付品等により改修費が抑制された。