日本における「コーポラティブ住宅」の術語的特異性定義の国際比較：コーポラティブ住宅　コーポラティブ・ハウジング　定義　参加型計画

摘要

住宅が産業として商品化され、住まいの豊かさが個人の経済的豊かさに比例する状況のなか、地価が高騰する都市において社会・経済的に脆弱な人々が暮らしを向上させるための住宅計画を行うことは容易ではない。集合・協同による非営利住宅計画や参加による計画の個別化・多様化の機会創出の可能性が模索されており、コーポラティブ住宅はその有効な住宅計画手法であると考えられる。