家庭用エアコンを対象とした実使用時のCOP に着目した最適機種選定方法に関する研究その10　蓄熱式簡易カロリーメータによる実使用時のCOP 測定方法の開発

摘要

①蓄熱負荷を用いることにより、実験の測定時間を暖房　では約5.5 倍延長でき、従来の測定方法と比較して定　常時に近いデータを連続的に測定することができる。② COP マトリックスは蓄熱負荷の有無に関わらず、暖冷　房時でCOP がピークとなる外気温と出力は概ね同様と　なる。③実APF の解析結果では解析したどの地域でも蓄熱あり　の方が実APF は高くなる傾向があり、東京では実APF　は約0.2 高くなる。