垂直移動を含む地下避難経路選択行動実験に基づく誘導灯設置方法の検討

摘要

本研究から、利用者の避難経路選択行動に関して、以下のことが判明した。1.避難時に避難誘導標識を使用するという認識が低い2.指示がない場合、環境特性要因は多くの要因が抽出されたが、主に「案内標識情報」、「空間」、「避難戦略（避難の意識づけ）」の3 点が重要である3.経路上に多数の誘導標識があり、避難者が誘導標識について理解していても、全ての視認率が高いとはいえない4.避難者に正対していない避難誘導灯の視認率は低い.