センサRFID を用いたコンクリート内部の無線センシング技術の検討(その2. センサ測定性能及び通信性能の評価)

摘要

センサRFID タグの試作を行い、コンクリート内部の無線センシングの検討を行った。知見として(1) 無線にてコンクリート内部のセンサデータが把握可能であることを確認した。また温度、質量含水率の取得を実施し、インフラ点検への可能性を示した。質量含水率に関しては、リファレンスとの相関係数が0.55 と概ね相関関係を示したものの、質量含水率が低い領域に関してはばらつきが大きいことを確認した。