増粘剤一液型高性能A E 減水剤を用いたコンクリートの流動性に関する実験的検討その5 　実験概要と調合条件を変化させたコンクリートのフレッシュ性状

摘要

本報( その5 ) では、普通強度レベルのコンクリートにおいて化学混和剤の使用率のみで目標S F を満足しなかった調合に対し、調合条件を変えて検討を行った。その結果、骨材量(V S+V G)，ペースト量および化学混和剤の使用率を変化させることでS P ＋増粘剤を用いれば、目標SF=60cm まで、流動性を付与でき、目視による材料分離の判定を満足することができた。引き続き、その6 では調合条件を変化させたコンクリートのブリ― ディング量および圧縮強度について報告する。