化粧施術時の顔の印象分析におけるメイクアップアーティストと化粧学専攻学生との視線の比較

摘要

興味や観察意図など、見る者の技能や知識、経験知が、同一対象の注視パターンをまったく異なるものにする[1]。技能と注視パターンの関係については、複数の領域で、熟達者と初心者の比較検討がなされてきた[2]。化粧施術を生業とする熟達者（メイクアップアーティスト）の視線も化粧デザインの構築技能を修学中の初心者の視線とは異なっていると予想される。