一次締め24時間後の本締め施工における継手形式および板厚の影響

摘要

2面摩擦では，板厚に依らず改良締付け法で行えば現行締付け法より軸力残存率は高くなり，約3％軸力低下が改善された．一方，1面摩擦では，改良締付け法による効果は見られなかったが，軸力残存率は約95％と現行締付け法においても高く，現行でも十分な安全性や信頼性が確保できていると考えられる．