66kV地中送電線路工事の推進工法検討について

摘要

串間風力発電所は、串間巿本城·都井の稜線沿いに風車を23基設置する出力65MWの風力発電施設である。この風力発電所で発電された電力を、九州電力の送電鉄塔に連系させるために66kV送電線路の設置検討をする中で串間市街地上空の送電線路の設置が不可能となったために、約2.9kmの66kV送電線路の地中化計画が検討された。66kV地中送の計画検討した中でも特に慎重に検討を行った灘工事について紹介する。