橋上操作艇の違いによる流速分布形状の検証

摘要

現在の流量観測業務において様々な手法によって行われている.その中でもADCP(Acoustic Doppler Current Profilers)を使用した観測は，その応用性から流速の観測機器として主だったものとなっている. ADCPの観測結果の解析方法としては.流速の平均や最大，最小を取る方法がとられている.しかし，それらの手法は操作艇の相違などといった不確定要素によって左右される可能性がある.本研究では一つの提案として，相対頻度分布を使用したADCPの観測データの解析について検証を行った.