準天頂衛星システム CLAS の開発，実用サービスの展開状況

摘要

2018 年より準天頂衛星システム(QZSS: Quasi-Zenith Satellite System)1) は準天頂軌道衛星1 号機に追加3 機を加えた4 機体制のサービスを開始する．サービスの1 つであるセンチメータ級測位補強サービス(CLAS: Centimeter Level Augmentation Service)は準天頂衛星から送信されるL6 信号を使用して，日本の測地系と整合可能なセンチメータ級の位置精度が得られる測位補強情報を日本全国及びその近海の利用者に送信する．