インターネットにおけるインターオペラビリティ

摘要

本稿では、2章·3章においてクラウド型BACSを構成するための代表的な技術について特にインターオペラビリティという観点から整理を試みた。その中で、通信については単にデータの運搬方法の標準化だけではなくどのようなデータモデルを基準にどのようなデータを運搬するのかという上位層まで含めた規定が重要であることを述べた。また、将来長きにわたって提供され時間を超えたシステム(デバイス)間インタフェースを達成するという時間的視点や、クロスブラウザ·マルチロケール·マノレチタイムゾーンといった空間的広がりの視点も広い意味でのインターオペラビリティには欠かせないことを述べた。