バルコニー設置型ソーラー給湯システムの戸建住宅への適用可能性に関する実験的研究　その2

摘要

京都議定書の目標達成あるいは大幅な二酸化炭素排出削減に向けて、具体的なエネルギー効率の改善や省エネルギー施策の強化が求められている中で、特に、住宅部門では莫大な賦存量のある太陽エネルギーの利用は、今後の温暖化対策にとつて極めて重要である。本報文では、昨年度に引き続き、戸建住宅を対象としたバルコニー設置型システムの適用可能性を検証するための性能評価実験に関して、その後の1年間の実験データを加えた成果の一部を報告する。