接触熱伝導を考慮した床暖房室内の熱的快適性評価手法に関する研究第二報サーマルマネキンを用いた実験と被験者実験

摘要

本報では、床暖房室内にぉいてサーマルマネキンを用いた実験と被験者実験を実施し、皮膚表面温度等のデータベースの構築を行った。その結果、マネキン実験では皮膚表面温度において概ね人体の温度分布を再現できたが、被験者に比べ、極端な分布になった。マネキンに与える条件の再検討が必要と考えられる。被験者実験では皮膚表面、着衣表面温度で姿勢の違いによる温度差が見られ、熱流量から投げ足の方が人体から熱が逃げにくい姿勢であることが確認された。