鉄塔構造物に適用する制震工法の研究（その6．立体フレームモデルによる制震システムの検討）

摘要

前報（その5）では、平面フレームモデルを用いた解析により、パンタグラフ式D.M.同調システムの高い制震性能について論じた。しかし、平面フレームモデルによる解析では、水平1方向入力に対する制震性能しか検討することが出来ない。そこで、本報（その6）では、新たに立体フレームモデルを用いた地震応答解析を実施し、提案する制震システムの水平2方向入力に対する制震効果を確認する。