女性林業研究グループ会員の活動の実態: 埼玉県飯能巿東吾野女性林業研究会ときめ木を事例として

摘要

男女共同参画の流れを受け女性も林業に携わることを目的に結成された女性林研は、約25年の間に活動内容を模索しながら、男性社会である林業界の中で独自の役割を確立した。男女違う視点から林業地を支えている。女性林研が抱える大きな課題として、会貝の高齢化がある。結成当時に40～50代であった会員も現在は多くが60～70代となっており、次世代への引き継ぎが急務である。しかし、林業地自体の高齢化が進み、世代交代は難しい状況である。