業務用建物における不定期使用室の同時使用に関する研究

摘要

本研究では、不規則使用される室用途の使用状況の実態調査と同時使用率の推定方法の提案と算出を行った。実態調査から、現在使用されている空調機器のほとhどが過剰な能力になってしまっていることと、室用途ごとで部屋同士の関係性に大きな違いが出てくることが分かった。また、部屋同士の使われ方が相関性の低い室用途であれば、対象室数を増やすことで、同時使用率を用いて空調機器の容量低減を行うことが可能である。