東京電機大学東京千住キャンパスの省CO2実現に向けた取組みその20　竣工後3年間の運用実績

摘要

本報では竣工から3年間(平成24.4～平成27.3)のキャンパス全体の運用(使用)実態やエネルギー使用量について述べた。初年度は教職員や学生だけでなく施設の運転管理者も新キャンパスに不慣れであったと思われるが、3年間の実績データを比較すると大きな差異は見られない。様々な省エネシステムを自動化し、利用者が意識せずとも省エネとなることを目指して構築したため、初年度から比較的効率の良い運用ができていたと考えられる。