和室の使われ方とライフステージの関係からみたプラン選好について居間中心型住宅普及の動向と計画課題に関する研究第11報

摘要

21世紀以降の平面構成の急激な変化は、ー羲的には家族間交流の促進を求める反映であること、また、「居間から」のみアクセス可能な和室の急增から、1階和室はLDK空間の延長、あるいは補助的空間とした家族生活領域化への移行であること、つまり空間構成的にはLDK空間の機能複合化を示しているが、利用実態では、その「和洋統き間」タイプの評価の低さが明らかとなった。