街並み景観における形態的槽造と意味との関係の記述手法の構築: 街並みの景観における閿係性のデザインの記述とシミュレーション（ その14)

摘要

体系文法（Systemic Grammar)のモデルを応用すると、街並み景観は、①意味システム、②形式システム、③実質システムという3つの「層」（stratum)が重なり合う多層構造からなる体系としてモデル化される。本稿では、これまで行ってきた形式システムと実質システムの記述に、意味の層を重ねるため、形態と意味との関係を蓄積し、それを参照·分析するための手法の構築を試みる。