高規格堤防整備事業における建築・まちづくりの特性に関する研究

摘要

現在、高規格堤防事業は河川の氾濫を防ぐために重要な事業であり、建築やまちとの一体的整備を掲げている。また、高規格堤防の盛土によって造られる人工的な地形は、敷地やその周辺に大きな影響を与えている。そこで本研究では、首都圏の高規格堤防事業を対象として整備区画の形態、境界部、周辺地域との関係に密着し、建築やまちづくりの特性を捉えることを目的とする。