段差付き空胴プレストレストコンクリート合成床に関すも実験的研究その3.長期曲げ試験体の除荷残留たわみと曲げ載荷実験

摘要

長期曲げ試験体の除荷後のたわみ経過と曲げ載荷実験から以下の結果を得た。1.長期試験の載荷プロックの除荷により中央たわみは2.01mm滅じた。塑性残留変形の影響で、以降2週間ほとhど変化はなかつた。2.長期載荷の3倍荷重（8.51kN/m~2)を加えてもほぼ中央モーメント-中央たわみ関係は直線的（弾性的）な挙動を示し、端部のコンクリート歪も同様の挙動、かつ段差部のひび割れの進行も観察されなかった。