木造軸組のほぞ差し接合部解析モデルの提案 (その2) 実験と解析

摘要

本報告では、木材のヤング係数と接合部形状の簡単な入力データとして解析を行える接合部解析モデルを提案する。提案するモデルは接合部で生じる機構のうち、めり込み特性と摩擦を考慮したほぞ差し接合部モデルとする。また、前報(その1)で報告した接合部実験に対して、実験結果と解析結果を比較し、解析モデルの妥当性を検討する。