2005年台風14号下での土砂·流木による耳川の河道閉塞とその対策

摘要

全国的に大雨，強風,高潮等を引き起こした2005年の台風14号は，宫崎·舰島·大分·山口の4県に甚大な被害をもたらした（2005年10月31日付の消防庁の資料によると，死者および行方不明者計29名のうち4県で25名).特に県の耳川流域では被害が著しく，多くの家屋とともに流木に起因して複数の橘梁が流出し，また贵重な人命が失わしている.本論文では現地調査および関係機関からさした資料·情报をもとに，耳川流域で発生した洪水ゃ土砂ゃ流木·芥による河道閉塞状况を概観すると共に，の大規模水災害の予兆ともいうべき今回の洪水の特徵から現状と将来の問題点を明らかにして，今後とるべき对策等について述べる.