兵庫県内灘地域における中間処理·最終処分場の立地性向　その1

摘要

最終処分場の容量は近年、現在埋設分再処理によって余剰が生じでる事、新設処理場の立地の困難な状況で様々な課題が生まれる。循環型社会への変換が求められるなか、今後、中間処理·最終処分場の需要はますます增大するものと見込まれ、処理量に応じた施設の確保を図っていく必要があると考えられる。また、処理施設の設置については、廃棄物処理施設として住民の合意形成が困難であるうえに、都市計画法や建築基準法の対象となるものがあることから、必要量を担う施設の確保や適正な配置について、今後、産業廃棄物全体の処理施設の立地特性から建設副産物に絞りこみ、詳しい処理施設の立地特性を調査·把握することが課題であり更に減量化、リサイクル率の向上が緊喫な課題であるといえよう。