生垣の視認性と視線透過率に関する研究戸建住宅の監視性·見守り性に関する研究（その2）

摘要

生垣の視認性を評価するというこれまでになかった研究分野に着手し、著者らが導入した『視線透過率』によって生垣の視認性の定量的な評価がある程度可能であることを示すことができた。また、細部まで視認するためにはより大きな視線透過率が必要であることが分かった。さらに、今後の研究にあたっての課題を見出すこともできた。今後も引き続き戸建住宅の監視性·見守り性を向上させるための手法について研究を深め、安全·安心な住まいづくりに寄与していきたい。