水都・ヴエネツイァの都市空間に関する研究 その32.探索歩行時の空間把握について

摘要

探索歩行後のスケッチマップ描写では、グループⅠは「北側上方描写型」傾向が、グループⅡは「東側上方描写型」傾向が目立つ。さらに、イメージ構成要素別表記数•正答率では、グループⅠはグループⅡと比較して表記数は少ないが、正答率高い。また、「広場」や「橋」はヴエネツイァの主要な都市構成要素であり、初訪問者には印象深い空間シークェンスとして記憶され、表記されやすい。