置換換気された室内における人体の移動が室内空気分布に及ぼす影響に関する研究その8置換換気システムの換気性能に関するCFDシミュレーション

摘要

1. 実験、シミュレーションともに人体モデルが低速で移動すると静止時より換気効率が向上する傾向がある。2. 低速(0.1m/s)で人体モデルが移動する場合、二軸方向の動きの方が換気効率は向上する。3. 数値実験おいては、作業スペース(x=3.2m)では置換換気方式の方が従来の混合換気より高い空気交換効率を示したが、測定場所によっては空気交換効率の数値は変わる。