秋田、岩手、山形県における伝統的住宅の開口部形態の分類: 伝統的農家住宅の開口部形態·位置と立地地域における体感気候期 その2

摘要

一般にわが国の伝統的住宅は、限られた自然エネルギーを利用し，夏の蒸し暑い環境を快適に過ごすことを重視していると言われている。そこでは、「通風」が室内環境の形成に与える影響は大きかったと考えられる。しかし現代は住宅メーカーによる全国一律の開口部形態をもつ住宅が増加する傾向がみられる。