ポウルトリ1番地の建替問題について: 英国の都市計画における歴史的建造物の取リ扱い方に関する考察

摘要

ポウルトリ1番地の建替は、結果として、法的に容認された。これにより、登録建造物の「保存の前提」等が崩れ、「保存」派にとっては、保存の牙城を失ったことになる。しかし、「建替」派が主張した「計画案は既存建築よりも、景観上も、建築上も優れているため建替が容認されるべきと」いう主張も、否定された。