異分野多主体協働のための流域圏時空間情報プラットフォームの構築 その２；流域の時空間情報化プロセス

摘要

「概念的構造化」が、抽象概念で思考する能力を用い て流域スケール等の事象を協働して総合的に統合し把握 する多主体による「思考実験」のプロセスだとすれば、 「時空間情報化」はその構造化された概念集合体に具体 的な時空間情報を付与し、その概念集合体を仮想流域圏 としてコンピュターの中に再現し検証補正するプロセス である。このとき重要なのが立体３次元情報と時系列４ 次元情報の扱いと、未来に向けての「行動の構造化」で ある。