神奈川県下学童保育施設各室空間の使われ方と周辺施設利用について

摘要

本報では、前報に引き続いた調査により、対象学童保育の母体施設用途、母体施設内外の利用場所、学童保育の周辺施設利用と活動内容、学童保育各室空間の使われ方を明らかにした。その結果、調査対象学童保育の母体施設の用途は6割弱が学校である事、母体施設の利用場所の種類や割合は総じて少ない状況にある事、周辺施設利用は屋外遊び等が身近に出来る、公園•広場が必要不可欠な機能である事、独立型施設は併設型施設に比べ周辺施設利用が多い事、施設各室空間の課題•要望、等が明らかとなった。