在来型枠工法におけるセパレータの割付けおよび内端太の構成が異な る壁型枠の変形に関する一考察

摘要

本研究は，在来型枠工法における壁型枠のコンクリートの側圧による変形について実験的に明らかにrnすることを目的とし，せき板に2’× 6’合板を縦使いとして用いた壁型枠を対象に，セパレータの割付けrnおよび内端太の構成を変化させて検討した。その結果，せき板のたわみは，支点間距離となる内端太の間隔rnが同一の場合，内端太に用いる材料の違いによる差異が小さかった。また，内端太のたわみは，内端太の構rn成が桟木のみの場合，単管のみの場合に比べて大幅に大きく，コンクリートの打込み方法によってはコンクrnリートの側圧が過大となり型枠の許容変形量を超える危険性が高い。