コミュニティガーデンにおける活動・交流の全国的な傾向: コミュニティガーデンにおける地域の交流の場としての有効性に関する研究その1

摘要

活動団体がCGに取り組むための目的に「地域の人々との交流」を挙げる活動団体が多いことや、参加者の地域属性において地域在住者の割合が高いことからCGは地域に根差した活動であるといえる。また、市街地•公有地型、郊外•公有地型において地域在住者が参加する割合が高いのは、活動内容が花壇等の植花という比較的簡単な作業であることが考えられる。ー方でメンバーの高齢化に伴い活動を辞める活動団体が多いという課題があげられ、今後CGが地域交流の場として機能する上でそういつた課題を解決することが重要であると考えられる。