円柱形爆薬による爆風圧の角度依存性: 実験

摘要

非球形の爆薬が爆発した際に周囲に広がる爆風については，古くから研究対象とされており，中でも比較的対称性が高い円筒形の爆薬についての研究が実験，理論の両面から進められてきた。古くは，1970年代に一連の結果がレビューとして報告されており,その後も各所で継続的に実験データの蓄積が進められている。これらでは，特定の方向の爆風が強くなることが報告されており，保安の面から注意が必要であることが示されている。