極超音速統合制御実験機の空力特性評価

摘要

これまで，我が国において地上静止から極超音速rnまで作動する極超音速ターボジェットエンジンの研rn究開発[1]や，このエンジンを適用した極超音速旅客rn機（図１），サブオービタルプレーンの概念検討が進rnめられてきた．その結果，定常状態におけるエンジrnン単体性能や機体形状の空力特性については，一定rnの知見が得られつつある．しかし，極超音速飛行にrnおいては機体とエンジンの相互作用が強いため，実rn飛行環境での機体推進統合制御技術について実証機rn会が求められてきた．そこで現在，極超音速統合制rn御実験HIMICO （ HIgh-Mach Integrated COntrolrnexperiment）が検討されている[2]．この実験ではS-520rn観測ロケットを用いて実験機を打ち上げ，大気圏にrn再突入後，揚力により機体を引き起こすことで，エrnンジンの試験環境を20 秒程度実現するというものrnである．図２に試験概要を示す．