津波ハザード情報の利活用委員会の活動報告

摘要

防災科学技術研究所では，平成24年度より全国を対象とした津波ハザード評価にかかわる研究を開始しrnている．津波ハザード評価（確率論的ハザード評価及びシナリオ評価）などの津波ハザード情報を地域でrn利活用するにあたっての利用可能性及び課題や留意点等について利用者の観点で調査し，それらをハザーrnド評価手法や内容，結果の表現方法等に反映させることは重要である．防災科学技術研究所では当該委員rn会を通じて，津波ハザード情報の検討状況，利活用可能性と事例紹介，活用に関する自治体意向調査，情rn報の利活用に向けて利活用の観点からの要望等を，中・長期的な課題として整理し，提言をまとめることrnで，研究開発プロジェクトから産み出される新たな津波ハザード情報が，地域の防災力向上に役立てられrnることを期待するものである．