準安定相研究WG活動報告

摘要

微小重力環境下では，融体を無接触浮遊させることが可能である.容器壁という主要な不均ー核生成サイトが存在しないため大きな過冷却度に到達でき，安定相の優先的な成長のためこれまで困難であった準安定相の形成が期待されてきた.近年の浮遊技術の進歩により，直径数mm程度の試料サイズに限れば，微小重力環境を使わずとも地上において金属，半導体,酸化物等さまざまな材料の浮遊が達成され，過冷凝固に関する研究は精力的に行われている.%Working group on metastable phase formation was organized for research possibility of microgravity utilization for the study of the metastable phase formation. We report research community activity.