再エネ導入検討のための需給シミュレータ開発と電力系統における運用実証:3. 平常時の周波数・連系線潮流変動シミュレーション・スクリーニング

摘要

風力発電や太陽光発電のような再生可能エネルギー（再rnエネ）の導入拡大に関しては，再エネの変動性・不確実性・rn地域依存性に起因する秒オーダから年間・将来といったrn様々な時間的尺度において，電力需給に関わる課題への対rn応を検討する必要がある。このため，年オーダから秒オーrnダに亘る電力需給の柔軟性の解析を目的とした，再エネ導rn入検討のための需給シミュレータ（Simulation and Analyticalrntools for Renewable Integration (Sari)）の開発を進めている(1)。rn本稿では，そのうち，平常時の周波数・連系線潮流変動シrnミュレーションの概要について紹介する。