横風吹き付け時の交流横磁界の磁束密度が及ぼすアーク偏向距離の計測

摘要

本研究では，ガスシールドアーク溶接における溶接欠陥rnの要因である横風によるアーク偏向の防止を図るため，交rn流磁界の有効性を検討した。具体的には，交流磁界の磁束rn密度がアーク偏向距離に及ぼす寄与を検討するため，各種rn(1) 交流磁界の磁束密度を増加させるとアーク偏向距離rnの振幅が増加する。rn(2) 横風印加時に交流磁界の磁束密度を増加させるとアrnークの偏向距離が減少する。rn以上より，横風に対する交流磁界の有効性が明らかになrnった。これより，交流磁界印加により，横風が及ぼす溶接rn欠陥を防止できることが示唆された。