5MW 風力発電システムのFRT(Fault Ride Through)機能検証

摘要

近年、地球温暖化の防止を目的として、風力発電等の再rn生可能エネルギーへの要求が高まっている(1)。日立製作所でrnはこの要求に応えるべく、洋上向けとして5MW ダウンウィrnンド風力発電システムHTW5.0-126 の開発を進めている(2)。rn現在までに実証機を陸上に建設し、2015 年9 月より商用運rn転を開始した。rn一方、系統故障等による瞬時電圧低下時に風力発電設備rnが連鎖的に脱落し、系統擾乱を発生させないために、FRTrn（Fault Ride Through）機能が風力発電設備に対して要求されrnている(3)。一定期間の電圧低下時は風車の運転を継続し、系rn統から解列しないことが必須となる。rnHTW5.0-126 では、工場試験、および実証機での現地試験rnにより、その機能を実機検証してきた。本稿では検証試験rnの結果を述べ、HTW5.0-126 がFRT 要求仕様を満たしているrnことを報告する。