平等電界内における挙上した人体数値モデルの体内誘導電界解析

摘要

ICNIRP（国際非電離放射線防護委員会）では電磁界によrnる人体影響を防護するために基本制限が定められており(1)，rn60Hz での職業曝露の場合，頭部のCNS 組織で120mV/m，rnその他の組織で800mV/m となっている。しかし，基本制限rnは直立姿勢の人体数値モデルを用いた研究結果を基に決定rnされており，姿勢変形をした際は基本制限を超過する可能性rnがある。そこで本研究では，平等電界内で左腕を挙上した際rnの体内誘導電界について数値解析を行い，体内誘導電界の増rn加が著しい組織について基本制限との比較・検討をした。