首页> 外文OA文献 >Study on the characteristics of fin whale vocalization on waveform of Ocean Bottom Seismometer and its localization
【2h】

Study on the characteristics of fin whale vocalization on waveform of Ocean Bottom Seismometer and its localization

机译:海底地震仪波形上的鲸鱼发声特性及其定位研究

摘要

筆者はこれまでに、北海道釧路・十勝沖の海底に設置されているケーブル型観測システム「海底地震総合観測システム」 (以下,「釧路・十勝沖システム」)において,ハイドロフォンだけでなく,同じ筐体に収納されている海底地震計によっても,ナガスクジラの鳴音が検出される例があり,この海底地震計3成分の波形のうち,鳴音部分についての水平2成分のパーティクルモーション,及びハイドロフォン波形における直達波と多重反射波の時間差(Time Difference of Multi-path arrival, 以下,TDOMA)を用い,音源定位即ちナガスクジラの存在位置の概略推定が可能であることを示した.さらに釧路・十勝沖システムだけではなく,東日本の太平洋側の海底に設置されたケーブル型海底地震計システム,即ち東京大学地震研究所の三陸沖,気象庁の房総沖及び(独)防災科学技術研究所の相模湾システムについても過去の地震波形のデータからナガスクジラ鳴音を数例検出した.これらは,海域における地震の常時観測のため日本周辺海域に多数設置されている海底地震計観測網が鯨類の鳴音検出に活用可能であることを示している.一方で,地震計により検出されるナガスクジラ鳴音は,地動の計測という特徴故にハイドロフォンに比べて概して受信(受波)レベルが低く,検出例が少ない等の問題がある.また先行研究には,地震計の水平成分だけでなく,音源の鉛直方向の入射角を推定し,これをもとに音源定位を試みた例がある.そこでこの方法の適用可能性を含め,海底地震計波形におけるナガスクジラ鳴音の特徴について,より詳細な調査並びに考察を行った. 今回は2004年12月10日13:44から14:59(時刻はいずれも日本標準時)の間に釧路・十勝沖システムのOBS1観測点で検出されたナガスクジラ鳴音の地震波形データを調査対象とした. この期間のうちOBS1のハイドロフォン波形上で多重反射波の読み取りが可能なデータ62個について,通過帯域10 Hzから25 Hzのバンドパス・フィルタをかけた地震計波形上の鳴音の直達波の水平成分のパーティクルモーションから鳴音の入射方位を求めた.次にハイドロフォン波形上の鳴音の直達波と多重反射波を用いたTDOMAから音源の水平距離を求めた.こうして得られた入射方位と水平距離から音源(ナガスクジラ)定位を行った.なお,水中音速は1500 m/s,水深はOBS1の水深2329 mの一様平面からなる海底面とした.また入射方位は地震計波形3成分のデータから鳴音の直達波部分を含む1秒間を切り出し,主成分分析により得られた第一成分(固有値のうちの最大値)に対応する固有ベクトルを信号の振動方向とし,その水平成分を入射方位とした.水平成分だけでは入射方位に2方向の任意性(今回の場合OBS1の東側・西側のいずれか)が存在するが,これについては固有ベクトル(振動方向)の鉛直成分から判断される入射方位に基づいた. この結果,13:44から13:59までの間に観測された鳴音は,10個中の9個がOBS1の西側に位置する先端観測ステーションの近傍に定位され,それ以降は14:59までの全ての鳴音がOBS1の東側に定位された.しかしながら,対象期間中の鳴音の到達時刻は,ハイドロフォン波形上ではいずれもOBS1の方が先端観測ステーションより先であり,特に先端観測ステーション近傍に定位された音源については,OBS1の約3秒後に先端観測ステーションに到達しており,得られた定位結果と矛盾する.そこで,これらの鳴音の入射方位もOBS1の東側からとすれば,その他の一連の定位結果の延長上に位置し,同一個体が移動しながら発した鳴音として矛盾なく説明できる. パーティクルモーションは,水中音波が海底面で変換された縦波(P波)と横波(SV波)の合成波の振動を示しており,鉛直断面に関しては,その振動方向は海底への見かけの射出角を示すことになる.そこで,この見かけの入射角とTDOMAによる水平距離及び水深から見積もられる音波の入射角との対応を調べた.その結果,入射角が約60度以下では比較的良い対応が見られるが,灰色点が分布する約60度以上の範囲では対応が崩れ,60度付近が入射臨界角であると推定される.即ちこれ以上の入射角に対しては,地震計の振動方向のみからの定位は困難となる.
机译:迄今为止,作者不仅使用了水听器,而且还使用了安装在北海道Ku路市和十胜市附近海底的电缆型观测系统“海底地震综合观测系统”(以下称为“ K路十胜近海系统”)中的相同外壳。在某些情况下,还通过存储在海洋中的海底地震仪检测到鲸鱼的声音,在海底地震仪的三个分量中,检测到了测深部分的水平二分量粒子运动和水听器波形。结果表明,可以利用直达波和多重反射波之间的多径到达(TDOMA)的时间差来粗略估计声源的位置,即鲸鱼的位置。此外,除了the路十胜海上系统外,电缆型海底地震仪系统还安装在日本东部太平洋海底的地面上,即东京大学地震研究所的三陆海上,日本气象厅的房总近海和防灾研究所。在相模湾系统中,从过去的地震波形数据中检测到了几条鲸鱼噪声。这些表明,海底地震仪网络可用于检测鲸鱼的声音,该网络安装在日本周围许多水域中,可连续观察海域的地震。另一方面,由于地面运动测量的特征,由地震仪检测到的鲸鱼噪声通常具有比水听器低的接收(接收)电平,并且存在诸如检测情况很少的问题。在以前的研究中,我们不仅估计了地震仪的水平分量,而且估计了声源在垂直方向上的入射角,并据此尝试进行声源定位。因此,我们更详细地研究了海底地震仪波形中的鲸鱼声音特征,包括该方法的适用性。这次,我们调查了2004年12月10日13:44到14:59之间在/路/十胜近海系统的OBS1站检测到的鲸鱼的地震波形数据(所有时间均为日本标准时间)。做到了。在此期间,对能够读取OBS1的水听器波形上的多个反射波的62个数据进行了带通滤波器,该带通滤波器的通带为10Hz至25Hz,获得了地震仪波形上的振铃声的直接声。声音的入射方向是根据水平分量的粒子运动来计算的。接下来,使用水听器波形上声音的直接和多次反射波从TDOMA获得声源的水平距离。从以这种方式获得的入射方向和水平距离进行声源(鲸鱼)的定位。请注意,水下声速为1500 m / s,水深为OBS1处由深度为2329 m的均匀平面组成的海床。另外,从包括振铃声的直接声波部分的地震仪波形三分量数据中切出入射方位角一秒钟,并且计算与通过主分量分析获得的第一分量相对应的特征向量。使用振动方向,并且水平分量是入射方向。只有两个方向的任意方位角(在这种情况下为OBS1的水平或西边)只有水平分量,但这是基于从特征向量的垂直分量确定的入射方位角(振动方向)。 。结果,在13:44和13:59之间观察到的声音被定位在位于OBS1西侧的尖端观测站附近,十分之九。此后一直到14:59。所有的声音都位于OBS1的东部。但是,在所有水听器波形中,目标期间内的声音到达时间比高级观测站提前OBS1,特别是对于位于高级观测站附近的声源而言,大约需要OBS1 3秒。后来到达高级观测站,这与获得的定位结果相矛盾。因此,如果这些声音的入射方向也来自OBS1的东侧,则它位于其他定位结果的扩展上,并且可以一致地解释为同一个人在移动时发出的声音。质点运动表现为纵波(P波)和横波(SV波)的复合波的振动,其中,水下声波在海底被转换,垂直截面的振动方向是向海底的视在发射。它将显示一个角。因此,我们研究了该表观入射角与声波的入射角之间的对应关系,该声波的入射角由TDOMA根据水平距离和水深估算得出。结果,当入射角约为60度以下时,可以看到一个相对较好的对应关系,但是在分布灰点的约60度以上的范围内该对应关系被破坏了,据估计入射临界角约为60度。即,如果入射角大于该角度,则难以仅从地震仪的振动方向进行定位。

著录项

  • 作者

    岩瀬 良一; IWASE Ryoichi;

  • 作者单位
  • 年度 2015
  • 总页数
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 jpn
  • 中图分类

相似文献

  • 外文文献
  • 中文文献
  • 专利

客服邮箱:kefu@zhangqiaokeyan.com

京公网安备:11010802029741号 ICP备案号:京ICP备15016152号-6 六维联合信息科技 (北京) 有限公司©版权所有
  • 客服微信

  • 服务号