独立行政法人国立印刷局

摘要

印刷局は，明治4（1871）年7月，「大蔵省紙幣司」として創設され，紙幣の国産化などを担う国の機関としてスタートしました。以来，証券類，郵便切手（明治5（1872）年1月に製造開始）の製造，活版印刷等の印刷·製紙業務を行うこととなり，明治10（1877）年10月には国産第1号紙幣（国立銀行紙幣（新券）1円）の製造を開始しました。そして，明治31（1898）年11月1日に，官報（明治16（1883）年7月2日創刊）を発行していた内閣官報局と統合し，官報も含めた事業官庁となりました。その後，幾多の変遷を経て，平成15（2003年）年4月1日に「独立行政法人国立印刷局」となり，親在に至っています。