自沈式有孔管を用いたサンドバイパス工法の開発

摘要

自沈式有孔管を用いた簡易なサンドバイパス工法の開発に取り組んでいる。 システムの基本構成は、有孔管の下部に水ジェット噴出口を並べ、管上部に泥水ポンプを搭載しただけの簡易なものである。 水ジェットを噴出させ、周囲の砂を流動化させて有孔管内に砂を海水とともに取り込みながら砂の中に沈んでいく。 このようにして連続的に砂を集積#12539;輸送するものである。 汀線付近の砂集積実験にて、約半日の連続運転において、平均28m~3/hの砂量を集積#12539;輸送した。