日本学術会議便り　日本学術会議の改革がスタート

摘要

去る7月22日から24日の3日間，日本学術会議臨時総会が開催され，第19期がスタートした。 選出母体の各学会より推薦された会員は全210名であり，土木工学関連学協会選出の第19期会員は中村英夫（武蔵工業大学），木村孟（大学評価#12539;学位授与機構），楠田哲也（九州大学），池田駿介（東京工業大学）の4名である。 会長に黒川清（第7部 医学部門）が，副会長には戒能通厚（第2部 法学），岸輝雄（第5部 工学）が互選で選ばれた。 今期の学術会議は改革を具体化するという重大な任務をもっている。この改革は法律改正を含めて約2年の期間で実現することが期待されており，第19期は過渡的な期間として会員の任期も2年となる可能性が強い。