自動車熱交換器用アルミニウム材料のろう付け技術

摘要

自動車熱交準器用アルミニウム材料の開発は，ろう付け性，耐食性及び強度特性の3つの要素から構成されており，各要素をバランス良く向上させることが材料開発のキーポイントである。 本報で概説したろう付け技術は，熱交換器を製造する観点からは最も重要なものであり，新ろう付け法が開発されれば熱交換器の構造も変更可能と考えられる。現在のアルミニウム材料のろう付け法は一長一短あり工兵空ろう付け及びノコロックろう付けに変わりうる新ろう付け法の開発が切望されている。