滋賀医科大学「睡眠学講座」における1年の活動と今後の展開: 不眠とその関連疾患、特に不眠を伴ううつ病の治療

摘要

睡眠障害はさまざまな疾患の原因あるいは前駆症状となることが知られ、プライマリ#12539;ケアにおいても十分な配慮が望まれる。 滋賀医科大学で昨年立ち上げられた睡眠学講座#12539;睡眠障害センターでは、広く一般市民を対象とした多彩な啓発活動とともに、医療機関からの紹介患者も積極的に受け入れた治療活動を展開している。 睡眠障害の専門治療施設としての1年あまりの活動および不眠を伴ううつ病について、睡眠学講座の活動を中心となって推し進める3名の医師大川匡子教授、宮崎総一郎教授、向井淳子助手にお話しを伺った。