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NIMA相補的血縁者間移植

机译:NIMA相補的血縁者間移植

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摘要

造血幹細胞移植において,一般にドナー#12539;レシピエント間のHLAの不一致は,生着不全#12539;GVHD(graft versus host disease)などによる非再発死亡のリスクを増加させることが知られており,従来HLA一致同胞以外のドナーから移植を実施する場合においては,「できる限り」HLAを一致させることが重要と考えられてきた(Table 1).一方,公的造血幹細胞バンクが発達した今日でも,いまだに移植の適応と考えられる症例の約30%程度では,HLAの一致したドナーを見出すことができないとされており,純化CD34陽性細胞#12539;臍帯血などのHLA不一致移植片を用いた治療成績の改善が目指されている.このような現況下において,化学療法では治癒が困難な白血病症例に対して,ドナーを得られるか否か(donor availability),あるいはどのドナーから移植を実施するか(donor selection)は,今や一つの予後決定因子であるとさえいうことが可能であり,すべてのレシピエントに最善のドナーを見出すための科学的な根拠をもったアルゴリズムを提示していくことが,造血幹細胞移植医に課せられた大きな課題となっている.世界的にも,シアトルのHansen,Petersdorfらを中心とする国際組織適合性ワーキンググループ(http://www.ihwg.org)によって,より巨視的な立場から組織適合性の見直しを行おうとする機運が高まっており,2002年,カナダのビクトリアで開催された第13回国際組織適合性ワークショップ(IHWS)では,マイクロサテライト多型,サイトカイン遺伝子多型などさまざまなアプローチによってHLA以外の組織適合性決定因子を模索する試みが提案されている.本稿においては,現在このIHWSにおいても「許容可能なミスマッチ抗原」としての意義が検討されている「非遺伝母HLA抗原(non-inherited maternal HLA antigen:NIMA)」の概念を解説するとともに,本邦において開始されている母子間マイクロキメリズムを非自己HLAへの免疫寛容の指標としたNIMA相補的血縁者間造血幹細胞移植の臨床試験について,紹介を行う.

著录项

  • 来源
    《内科》 |2003年第3期|499-502|共4页
  • 作者

    一戸辰夫;

  • 作者单位

    京都大学附属病院血液・

    腫瘍内科;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 内科学;
  • 关键词

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