ハイパー空間におけるリフレクションスキルアップのためのScaffolding/Fading手法

摘要

学習者が主体的に学習を進める場合、学習コンテンツを学ぶだけでなく、学習プロセスを制御することが不可欠である。 この活動は学習プロセスに対するメタ絡知活動と呼ばれ、学習効果·効率を高める上で重要な役割を担う。本研究で札ハイパー空間でのナビゲーションを伴う学習におけるメタ認知活動としてリフレクションに着目し、筆者らが開発した認知ツールIH（Interactive History）を用いたメタ認知スキルアップ支援の枠組みについて検討している。 本稿では，認知的徒弟制の考え方を踏まえて，リフレクションの足場としてIrlの操作機能を段階的に与．ぇたり（Scaffolding），除くこと（Fading）で学習者のスキルアップを図るScaffolding／Fading手法を提案する。